2010年6月8日火曜日

レーベンが株主無償割当の新株予約権を上場、会社法施行後初

 [東京 5日 ロイター] タカラレーベン<8897.T>は5日、既存株主に対する新株予約権の無償割当により最大約47億円を調達すると発表した。1株に対し1個の新株予約権を割り当てる。「ライツ?イッシュー」と呼ばれる資金調達手法で、新株予約権を東京証券取引所[TSE.UL]に上場するのは、会社法が施行されてから初めてという。
 タカラレーベン
は3月31日を基準日とし、株主名簿に記載?記録された株主に、普通株式1株に対し1個の新株予約権を割当てる。タカラレーベンが最終的にいくら調達できるかは、株主がどの程度、割当てられた新株予約権を行使するかによって決まる。
 すべての新株予約権が行使された場合、タカラレーベンの調達資金予定額は約47億円となり、同社は、新築分譲マンシ
ョン事業やリニューアル事業などで中古物件の取得資金に充当する予定。
 同社の場合、筆頭株主は村山義男社長で発行済み株式総数の35.54%を保有するほか、村山氏の関連会社、村山企画(2.13%)や親族の持分で約40%が確保できる。政策保有目的の安定株主の持分などを合わせると「最低でも過半数は行使されると予想される」(市場関係者) 美容皮膚科
との指摘がでている。
 新株予約権の行使価格は300円。タカラレーベンの5日終値は559円。行使期間は5月6日から同31日まで。タカラレーベンの新株予約権は、4月1日に東証に上場し、売買ができるようになる。
(ロイターニュース 江本 恵美、平田 紀之)

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引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』

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